日本の英語教育はいくら「インプット」しても「アウトプット」の役に立たず、使えない語学に終わってしまう(写真はイメージです) Photo:PIXTA
小学校から英語を習いはじめ、10年以上学校で英語を学んでいても、英語を話すことができない日本人が多いのはなぜでしょうか。総理通訳もつとめた中川浩一さんは、英語を英語で考える「英語脳」を重要視する日本の教育が、日本人に英語を話せなくさせていると指摘します。中川さんの著書『英語を最短で身につけた総理通訳の勉強法』(青春出版社)から、日本人が最短で英語を身につけるためのヒントを紹介します。
「意思のない」英語を覚えても意味がない
みなさんはこれまで、英語を「学習」するというと、とりあえず何か英語の参考書やテキストを買ってきて、最初のページから読み進めたり、あるいは持っている市販の単語集や熟語集をイチから見直すことから始めたりしなかったでしょうか。
英語を学び直そうとする方は、なんらかの英語の本を手に取りますよね。結論から言うと、このやり方では、あなたの語学力が伸びることは絶対ないと言えます。
なぜでしょうか。
それは、それらのテキストや単語集には、あなたの「意思」がどこにもないからです。
海外旅行に行って(国内でもそうですが)外国人と話したり、ビジネスでプレゼンしたり、商談を成功に導いたりするためには、あなた自身の頭、意思で伝えるべきことを考え、進めていかなければなりません。
だから、自分の意思を持って、伝えたいことをまず「日本語」で考えるという、アウトプット・ファーストで発信していくことが重要になってきます。能動性のない勉強では英語はけっして身につかないのです。







