人生の充実感は自分でコントロールできる。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
Photo: Adobe Stock
ただ終わるだけの毎日
「今日も、やるべきことは全部こなしたはずなのに、なぜか何も残っていない気がする」
そんな感覚はないだろうか。
メールを返し、会議に出て、タスクも処理した。
一日中ちゃんと動いていた。
それでも、振り返ると「ただ終わっただけ」のように感じてしまう。
多くの人は、ここで「もっと効率よくやらなければ」と考える。
だが、その発想こそが、人生の密度を下げている。
問題は、やった量ではない。
「どう時間を区切っているか」だ。
この違いに気づかない限り、どれだけ頑張っても、1日は薄いまま終わる。
「20分でできること」だけをしよう
そこでおすすめの方法がある。
「20分でできること」だけをする習慣をつけることだ。
タイマーを20分間設定し、その間は集中してできるだけのことをする。返信が遅れているメールが大量にあるのなら、特に緊急度が高いものを選んで返信する。プレゼンの概要を先方に伝えておく必要があるのなら、今書き始める。
ポモドーロテクニック(25分間作業し、5分間休憩をとる時間管理術)に似ているが、残っていることではなく、できたことに注目する点が違う。
この点に関しては、もう一度言っておく価値がある。
時間が来たら、やり残したことに後ろめたさを感じるのではなく、成し遂げたことに自信を持とう。後でもう1回やってもいいし、気分が乗っていたら、少し休憩を挟んですぐにもう1回やってもいい。
ただし、これは試合に勝とうとするようなものではないことを忘れないようにしてほしい。超人を目指すのではなく、人間らしくありながら、できるだけのことをする。それが大切だ。
20分という短い時間で良い。
タイマーをセットして、その間だけ集中する。
終わったら、そこで区切る。
やり残したことではなく、
「ここまでできた」と言える時間を積み重ねていく。
それだけで、1日は変わっていくのだ。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









