スペースXPhoto:Mario Tama/gettyimages

 米実業家のイーロン・マスク氏は、米宇宙開発企業スペースXと人工知能(AI)スタートアップのxAIを短期間で合併させたことで周囲を驚かせた。今、アナリストや投資家、そしてマスク氏の動向を注視する人々は、究極の組み合わせと見なす人もいるスペースXと米電気自動車(EV)大手テスラの統合の是非について議論している。

 スペースXが新規株式公開(IPO)を控える中、一部の投資家の間では、その後の展開として「メガ・マスク」合併(マスク氏による大型合併)の可能性が取り沙汰されている。マスク氏は自身の企業が統合されつつあると考えていると述べているが、合併に関する臆測についてはコメントしていない。

 しかし一部のテスラ支持者は、両社の統合によってマスク氏のプロジェクトが一元化されて、同氏の人工知能(AI)への野心が加速し、ひいては史上最も価値のある企業の一つが誕生する可能性があると主張する。

 テスラの有力個人投資家で、「テスラ・ブーマー・ママ」というスクリーンネームで知られるアレクサンドラ・メルツ氏は、マスク氏が所有するX(旧ツイッター)に、自身にとって最良のシナリオは、両社を同等に評価する株式交換による合併が6月か7月に行われることだと投稿した。