それだけではありません。
「自分は価値のないダメな人間だ」「生きていても仕方がない」と考えてしまうのです。
脳は過酷な環境を生き抜くために発達した器官だというのに、何という誤った判断なのでしょう。
脳はこのように不確かで、誤った判断をする器官です。だから、勝手に考えさせてはダメです。
「自分はダメな人間だ」と感じたときに、考えることは1つしかありません。
それは、「生き抜くためにどう行動するか」です。そして、動くことのできる哺乳動物にとって、その選択肢は「戦うか」「逃げるか」の二択しかありません。
本当は、そのことだけを考えるために、人間は脳があるのです。
自分の力で変えられる
ものにだけ力を注ぐ
変えられないものは受け入れる。変えられるものを変える。環境が変えられないのであれば、自分を変えるしかない。
それなのに、人間は自分さえも自由自在に変えられない。
自分の感情も変えられない。自分の能力も変えられない。自分の過去も変えられない。そして、失敗した自分も変えられなければ、イヤな自分も変えられない。
そうだとすれば、いったい何を変えればいいのでしょうか?
動けない植物は「受け身」です。変えられない環境に囲まれて、自分自身を変えることで生きています。
人間は動物ですから、自由に動くことができます。自由に動けるはずです。しかし、よくよく自分の環境を見返していくと、じつは変えられないものが多いことに気が付きます。
そうだとすれば、植物を見習って「受け身」に生きてみても良いかもしれません。
そして、私たち人間が変えることのできるものは限られています。限られているということは、迷うことなく、その変えられるものに力を注ぐことができるということです。
人間が変えることのできるものは、ただ1つ。それは「行動」だけです。植物は行動することはできません。しかし、人間は行動することができるのです。
しかも、できる「行動」も限られています。そうだとすれば、簡単です。
変えられないものをすべてリストアップした上で、「さぁ、このピンチをどうするか」と、自分で変えられるものを変えることに、力を注ぐのです。







