「S&P500はオワコン!」「次にくる株はこれ!」ネットの投資情報に踊らされる人が知るべき“バフェットの名言”Photo:Daniel Zuchnik/Gettyimages

チャンネル登録者数65万人、金融資産6000万円突破!人気急上昇中のマネー系YouTuber・節約オタクふゆこさんの著書『お金はこれで増やせます 失敗したくない人のための投資の教科書』(アスコム)から、重要なポイントを抜粋・再編集して特別公開します。今回は「○○銘柄はオワコン!」「次は○○銘柄が来る!」といった情報に踊らされないための思考法について解説します。

メディア側の視点に立ち
「ノイズ」に惑わされない

 証券口座を開いて株式投資を始めると、お金さえあればいつでも様々な投資ができる状態になります。日本株や米国株はもちろん、ETFを通じてゴールド、不動産などにも簡単に投資することだって可能です。自分が思い描く資産形成に向け、一歩を踏み出していけるでしょう。

 そこで注意しておきたいのは、自分の能力を超えた「機会損失」を強く意識してしまうことです。

 株式ニュースやSNSで「日経平均株価が急伸!」「ニューヨーク株式市場は大幅続伸」といった情報を見聞きすると、「それなら買っておけばよかった」とか「どうして自分はチャンスに気づけなかったのだ」と後悔してしまうことがあるはずです。

 しかし、これは宝くじを買っていないのに当選結果を見て悔しがるようなものに過ぎません。空虚な後悔やストレスはメンタルを不安定にし、投資判断を揺るがすだけです。

 そんな心理状態になると、SNSやYouTubeが伝える真偽の怪しい情報やネガティブな警告にも心を引っ張られやすくなってしまいます。

「○○○が続伸。やっぱりこれからは半導体関連銘柄だ」
「まだ間に合う。AIブームの次はセキュリティ関連銘柄だ」
「S&P500失速……。乗り換え最後のチャンス!」

 こうした情報に反応して、根拠のない投資判断をしてしまうのは、他人の意見に振り回され過ぎて、自分の戦略を見失った状態です。

 自分の大切なお金なのですから、自分の頭で考え、自分の意志をもって投資を行うことが一番大切だと思うのです。

 わたしからまずアドバイスをしたいのは、「チャンスは逃してもいい」ということです。世界一の投資家であり、野球好きとしても知られるウォーレン・バフェットも「株式市場に見逃し三振はない」という格言を残しています。

 降って湧いたチャンスを逃したところで、損をすることはありません。むしろ、不確かな投資で損をすることのほうが避けるべきリスクです。株式市場は常に動いているので、次のチャンスは必ず訪れます。それに向けて準備することが建設的です。