ネガティブになりがちな平日に
小さな明かりを灯す時間になる

書影『元幹部自衛官が教える メンタルが壊れない23の習慣』(わび、精神科医Tomy、朝日新聞出版)『元幹部自衛官が教える メンタルが壊れない23の習慣』(わび、精神科医Tomy、朝日新聞出版)

 結局、一目惚れ的なお気に入りなんて滅多になく、いくつもやってみて最後に残ったものが本当にハマれるお気に入りだと思っています。

 ちなみに、私はお香を焚いて意識を今に持ってきた後に、お気に入りの時間を過ごすというコンボをルーティン化しています。

 少しモヤモヤしているときにはこのコンボの効き目は抜群です。

 趣味や推し活は、どうしても暗くなりがちな平日を仄かに照らしてくれる灯火だと思います。少しだけでもいいので、毎日灯しておくとそれが連綿と続いて、明るい人生になると思っています。

 お気に入りの時間で心を燃やしていきましょう。

【精神科医Tomy’sコメント】
 私は以前、職場が遠かったときがあります。車で運転して、片道1時間半ぐらいかかっていたんですね。つまり、通勤に3時間が失われていたのです。この状態だと、仕事が終わって、食事してお風呂に入ると、あっという間に就寝時間になってしまうんです。翌朝も早いし、運転で体力を使う。するとどうしても早寝しなきゃと思うわけです。気が付けば、職場と家を往復して寝るだけの生活になっていたのです。

 こうなると、気持ちに全くゆとりが持てず、だんだん憂鬱(ゆううつ)な気分になってきました。そこで多少睡眠時間を削ってもいいからと、寝る前に30分だけゴロゴロ時間を設けるようにしました。この時間は、読書とかYoutubeとか、ネットサーフィンとか何でも良いので「自分の気が向くこと」「好きなこと」に割り当てたのです。すると、忙しい中でも結構毎日が楽しく感じられるようになったんですね。これはまさにわびさんが、ここでおっしゃっていることと同じ方法だったのです。どんなに忙しくても、心を取り戻すための「自分の時間」はやっぱり必要なんだなと改めて思った出来事でした。