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資産を増やし続ける人は、稼ぎ方よりも「支出」に大きな特徴があるという。超富裕層の領収書を30年にわたって見続けてきた筆者が、共通する「8つのストック支出」を明かす。※本稿は、富裕層専門税理士の森田貴子『億万長者になるお金の使い方 富裕層の領収書1000万枚見てきた税理士が教える』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。
お金を守る力がないと
いくら稼いでも富を失う
これまで私は、30年にわたり申告書や領収書を通じて、純資産1億円を超える富裕層から100億円を超える超富裕層まで、彼らのリアルなお金の使い方を見てきました。
お金持ちの中には、常にお金の不安を抱えている人もいます。稼いでいるけれど幸せそうには見えない――そんな姿も、何度も目にしてきました。本当の意味で「豊か」な人はそう多くはないのです。
お客様の中には、生活が立ち行かなくなり、質屋に通うようになった起業家もいました。新しい領域で20年売上を上げ続けてきたわけですから、ビジネスの才覚はあるはずです。わがままや自分勝手なことを言っても不思議と人を惹き付け、いつの間にか周囲を巻き込んで目標を達成してしまう「人たらし」な一面もあり、起業家に向いていたと言っていいでしょう。
しかし、その方は高級品をローンで買い、税金の支払いに追われ、自社の資金繰りも破綻しました。ビジネスの才覚があるだけでは、富は持続しないのです。
では、「富が続く人」と「富が離れていく人」では、どのような違いがあるのでしょう。







