
ザイでは毎週土曜日、『ウィークリー・ダイヤモンドZAi』にて、いま一番注目のオススメ株を紹介している。その、ウィークリーZAi4月20日号から、特に注目の2銘柄を、ピックアップしてお届け!(小林大純、仲村幸浩、ダイヤモンド・ザイ編集部)
※株価等は2026年4月10日。
「しんぱち食堂」買収で都市部の店舗拡大!
外食苦境も勝ち残り期待
ひとつめの注目株は、すかいらーくホールディングス(東証プライム・3197)だ。「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」などを展開するファミレス最大手。
株主優待としてもらえる電子チケットは1円単位で使える。また家族や友人に500円単位でプレゼント可など利便性も高い。6月権利確定の人気優待なので、早めに注目しておこう。事業環境をめぐる懸念から株価が下落しているが、長期で優待を狙うなら仕込み時とも言える。
3月には定食チェーン「しんぱち食堂」運営会社の買収を発表。すかいらーくHDは郊外型ファミレス中心だが、しんぱち買収で都市部の低価格店の拡大に弾みがつくとみられている。2024年に買収した「資さんうどん」が大躍進しただけに、新規M&A(合併・買収)への期待も高まりそうだ。
2026年12月期の営業利益は前期比11.8%増の335億円になる見通し。業界全体でコスト増加や消費減退への懸念がくすぶるが、すかいらーくHDは「しゃぶ葉」「資さんうどん」といった人気業態への店舗転換、また規模の大きさを活かした原価低減努力などで勝ち組となることが期待できそう。なお、しんぱち買収の影響はまだ業績予想に反映されておらず、今後の発表に注目だ。
【投資スタンス】成長期待で長期保有
【買いの目安】足元の株価下落を踏まえ、3100円前後での押し目買い狙いもOK
【売りの目安】基本はM&Aを交えた成長に期待して長期保有。ただし競合の台頭などで減速したら売りを検討

◎この株を選んだのは…小林大純:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院MBA修了。金融情報会社等を経て、現在は日本株アナリストとして各種メディアで幅広く活躍中。株主優待株の分析に定評があり、優待品の魅力のみならず業績や利便性まで加味した多角的な評価が支持を得る。また新興市場やIPOにも精通し、将来性豊かな高成長株を見抜く鋭い分析力で、多くの投資家から厚い信頼を集める。






