【NISA投信グランプリ2026・日本中小型株部門】最優秀賞は株価が極端に割安な有望銘柄に集中投資する「イーストスプリング・ジャパン中小型厳選バリュー株ファンド」!

第4回となる「ダイヤモンドZAi NISA投信グランプリ2026」では、新NISAで買える好成績のアクティブ投資信託を表彰。「1.どれだけ上がったか(上昇力)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの基準による、完全な実力主義で評価。「個人投資家にとって本当にいい投資信託」にこだわっているのが特徴だ。全7部門のうち、「日本中小型株部門」の受賞投資信託2本を紹介する。

『ダイヤモンドZAi』2026年6月号の「ダイヤモンドZAi NISA投信グランプリ2026」を基に再編集。成績などは2025年12月末時点。信託報酬、組入上位銘柄は2026年2月末時点。販売会社の情報は2026年2月の月報ベース、最新の取扱情報は各社に確認を。日本中小型株部門の比較指数はRussell/Nomura:中小型株(配当込)。

この3~4年続くバリュー株優位の中で
選定基準をクリアした数少ない投資信託2本!

 時価総額の小さい中小型株は、成長期待が高いグロース株(成長株)が注目される。しかし、日本株はこの3~4年、バリュー株(割安株)が優位な状況が続く。

 中小型株もこの傾向は同じで、選定基準をクリアする投信は、極めて少なかった。受賞した2本は割安株に投資するタイプ。アナリストのカバーや情報開示が少ない分、ファンドマネージャーの手腕が問われる分野でもある。

トップ級の成績を長期で維持!
「イーストスプリング・ジャパン中小型厳選バリュー株ファンド」

3回連続
イーストスプリング・ジャパン中小型厳選バリュー株ファンド
イーストスプリング・ジャパン中小型厳選バリュー株ファンド/イーストスプリング・インベストメンツ
※(1)上昇力の()内は上昇率。
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<販売会社>SBI証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、SMBC日興証券、その他

◆上昇率と下がりにくさでトップ! 攻守で最高の評価を獲得

◎どんな投信?

 中小型株の中でも「極端に割安」な銘柄への投資で好成績を狙う。日本株市場は、大型の130銘柄で時価総額の3分の2を占める。魅力的な投資チャンスは、銘柄数が多くアナリストがカバーしきれない中小型株にあるとみており、時価総額で下位3分の1の層にある銘柄を投資対象とする。

 銘柄選定では、まず業界平均や過去との比較で、PERやPBRで見て割安な銘柄を抽出。次に、直接取材して企業の本来価値(フェアバリュー)を見極める。運用拠点はシンガポールだが、オンライン会議の普及で取材もやりやすくなった。競争優位性や業績変化の兆し、長期にわたり事業を支えられるだけの財務基盤、資本効率改善への意欲、といった点を重視している。

 悪材料が出て市場から見放され、株価が過度に売り込まれている銘柄への投資も得意とする。株価下落の要因を徹底的に分析し、上昇余地が大きいと判断すれば投資に至る。

 集中投資も特徴で、30~50銘柄に絞り込んでいる。

◎評価のポイント

 攻守の両面でトップレベルの評価となった

 まず、(1)上昇力では5年間で約165%上昇し、中小型株指数を60ポイントも上回った。これは、中小型株部門でトップの成績で、5年の上昇力は100点満点。1年と3年も中小型株指数を大幅に上回り、それぞれ90点台をマークした。

 上昇力だけでなく、(2)下がりにくさも極めて優秀。最大下落率は、なんとマイナス2.2%という小ささで100点満点。中小型株部門の平均はマイナス19%台と大きい中で、希少な投信だ。さらに、(3)成績の安定度も100点満点に。死角がなく、極めてバランスのいい投信だ。