「がんばらなきゃいけないのに、どうしても動けない」「何もしたくない自分が嫌になる」。日本でもロングセラーとなっている『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(クルべウ著、藤田麗子訳)には、そんな“やる気が出ないとき”の心の扱い方がやさしく描かれています。本記事では、同書から一部を抜粋・再編集しながら、やる気が出ないときにやってしまいがちなNG行動を3つ紹介します。(構成/ダイヤモンド社・林えり)
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①無気力な自分を責める
やる気が出ないとき、つい「自分はダメだ」と思ってしまいがちです。しかし、それこそがいちばん避けたい行動です。
――『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』より
無気力は「なまけている」のではなく、むしろエネルギーを使い切ったサイン。
責めれば責めるほど心は疲弊し、さらに動けなくなってしまいます。
まずは「今は休むタイミングなんだ」と受けとめることが大切です。
②未来もずっとこのままだと思い込む
やる気が出ないとき、人は視野が狭くなり、「この状態がずっと続く」と感じてしまいます。しかし、その思い込みが苦しさを増幅させます。
――『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』より
実際には、同じ日は二度と来ません。状況も感情も、必ず変わっていきます。
未来を「どうせうまくいかない」と固定しないこと。「もしかしたらいいことがあるかも」と気軽に考えるだけでも、無気力から解放されていきます。
③一気に解決しようとする
やる気が出ないときほど、「一気に巻き返さなきゃ」と焦ってしまうもの。しかし、その考えがさらに自分を追い込みます。
――『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』より
人はキャパシティを超えた瞬間に、エネルギーを失います。だからこそ必要なのは、「やることを減らすこと」。
目標を絞り、できることを一つずつ進めることで、少しずつ回復していくのです。
『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』には、がんばりすぎてしまう人の心をそっと軽くする言葉が数多く収められています。
「もう何もやりたくない」と感じたときこそ、そんな言葉に触れてみるのもいいかもしれません。
(本稿は『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』を元に作成しました)








