待機場所は「階段の踊り場」
なんとも言えない気分になる……

 しかし枕カバーを雑巾代わりにするなんてなんか複雑な気持ちになります。10分ぐらい、しっかり拭き掃除をし、使用済みの枕カバーをどうするのかの指示はなかったので元々枕カバーが置かれていた場所に置いておきました。

 階段拭き掃除が完了した時点で宿泊客の方が来るまで30分以上時間がありますが、もうすることがなくなってしまいました。チェックイン対応ということなのでてっきり、フロント的な待機できる場所があるのかと思っていたのですが、そんなものは一切ありません。階段の踊り場に座ってしばらく時間を潰してみましたが、これはこれでなんとも言えない気分になります。

 誰かが階段を上がってきた時に知らない人が踊り場で座っていたらびっくりするだろうなと思い、物件を出て近くのコンビニに行ったり、近所をぶらぶら散歩したりして時間を潰しました。

 そして到着予定時刻の10分前となったので、建物の前に立って待機します。宿泊客が来るまでは何をしていてもよいということだったのでぼんやり適当にスマホをいじって待っていたのですが、なかなか宿泊客の方は現れません。いくら出迎えとはいえ、ひたすら突っ立っていつ来るかわからない人を待つのはなかなかダルい。ちょっとした椅子でもあればだいぶ違うのですが……折りたたみ式の椅子を持ってくればよかった、なんて思いながら待ち続けます。

 結局、宿泊客の方々は予定の30分遅れで到着。大きなスーツケースを持った3人組の男性です。お名前を確認したところ、依頼主に教えてもらったものと同じ。念のため、パスポートを見せてもらって本人確認完了。

「それでは部屋まで行きましょう。階段しかないんで大変ですけど……一番重いスーツケース、持ちますよ」と言って、超重いスーツケースを運びながら部屋まで案内します。

え、どうすればいいの?40代タイミーおじさんが「説明なし・指導者なし」たった1人の職場に大困惑写真はイメージです Photo:PIXTA