「つまらない老後を送らない」ために必要なことは何か?
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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40歳以降にしてはいけないこと
「あとでやろう」
「今はやめておこう」
そうやって、“嫌なこと”を避けていないだろうか。
若いうちは、それでもなんとかなる。
だが40歳を過ぎると、話は別だ。
仕事も人間関係も固まり、やり直しがききにくくなる。
その状態で逃げ続けると、選択肢は一気に減る。
だから、「いやなことを避け続ける」のはやめたほうがいい。
「いやなことを避け続ける」のはやめよう
もし、「いやなことを避け続ける」とどうなるのだろうか。
嫌なことを避けてばかりいることには、高い心理的コストが伴う。避けることによって感じられる束の間の「安堵感」のツケは、後で回ってくる。一時的には回避できても、たいていはすぐにまた似たような問題が降りかかってくるからだ。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』よりではどうすればいいのか。
できる限り向き合う行動を増やし、避ける行動を減らそう。
そのために「嫌だけどやらなければならないことリスト」をつくることをおすすめする。
「嫌だけどやらなければならないことリスト」をつくろう。
ToDoリストと似ているが、「嫌だけどやらなければならないこと」に特化している点が違う。
このリストに含まれる典型的な項目には、返信の期限が迫っているメールへの対応、同僚への愛情はあるがダメ出し的な意味合いもあるフィードバック、避け続けてきた請求書の処理などがある。
このリストは自分のためだけのものだ。時間を取って、思いつくことを何でも書き出してみよう。
項目は、「連絡しなければならない相手」や「やらなければならない用事」などに分類できるかもしれない。いずれにしても、「嫌だけどやらなければならないこと」が共通点になる。
リストができたら、まとまった時間(30分程度、タスクの内容によってはそれ以上)をかけて、このリストにある項目を集中的に片付けていこう。
こうして一つひとつに向き合う習慣が、
先送りしてきた問題を減らし、選択肢を取り戻していく。
40歳以降の差は、能力ではない。
「嫌なことから逃げるか、向き合うか」その積み重ねで決まるのだ。
逃げ続ければ、人生は狭くなる。
向き合えば、まだまだ人生を楽しむ幅を広げられるだろう。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









