「週2、3日だけやる」が
一番続かないパターン

 続けることの最大の敵は、「やらない」ことと「やめる」こと。

「週に3回やる」だと、週に4回やらない日ができる。だいたい最初の2、3週間はそのペースで続けられる。

 でもそのうち「今日休むけど明日はやる」、そして翌日がきて「今日は忙しいから明日にしよう」、そうやって「やる日」「やらない日」がいりまじって、いつのまにか毎日が「やらない日」、たまに「やる日」になってそのうちまったくやらなくなる。

 たまに知り合いがブログをはじめるとだいたいこのパターンで終わっていく。

 このパターンよくわかる。以前の自分がそうだったから。

 たまにやる、気分が乗ったらやる。それで続くわけがない。

 人間の意志はそれほど強くない。続くようになるには毎日やることなのだ。

 20年くらい前からブログを書いているのだけど、「気が向いたら書く」っていう更新の仕方をしていたら、仕事が忙しくなっていつのまにか更新頻度が減って、年に数回しか書かなくなってしまった。

 でもある日「毎日書こう」と決めてみたら、毎日更新するようになった。

 それから8年近く、本当に毎日更新が続いている。

やるやらないを気に掛ける前に
「毎日やる」ことが近道

 続ける秘訣は「毎日やる」なのだ。

 これが絶対に続く「すごい」やり方だ。いや、本当。毎日やれば絶対に続くから。

「できない日」はやらなくていい。できない日は仕方ない。

 大切なのは「毎日やる」と決めること。

 ラクに続けるには、選択肢を減らすのがいちばん手っ取り早い。

 まず「やらない」という選択肢をなくしてしまう。

「やる」「やらない」をいちいち毎日考えないようにする。

 そのために「毎日やる」と決めるのだ。

 これで「やらない」という選択肢がなくなる。

 それだけで「続ける」ことは格段にラクになる。

 実際、「毎日やる」と思ってずっと続けていると、「やらない」という選択肢を自然に考えなくなっていく。

 そのうち「やる」のがあまりに当たり前になって、そのことすら考えなくなる。

 多少困難なことも、いつのまにか当たり前のことになっていく。

『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考』書影「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考』(井上新八、ディスカヴァー・トゥエンティワン

 どのくらいでそうなるのかは人によって差はあるだろうけど、わたしの場合、「毎日4分筋トレする」くらいのことなら2カ月続けたらだいたいペースがつかめてくる。

 実際、66日ルールというのがあって、「習慣はだいたい66日で定着する」らしい。

 ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士が研究論文でそう提唱している。

 ただ、「毎日1冊本を読む」くらいハードルの高いことだと、ラクに続けられるようになるにはもっとかかる。

 わたしの経験上、困難なことだと無意識でできるようになるまで1年半。だいたい500日間毎日続けると、「続ける」ことが無意識に変わる気がする。

「まずは、毎日やると決める」