享年29、小谷城落城と浅井長政の最期

 孤立無援となった小谷城では、羽柴秀吉らが清水谷から攻撃を開始します。やがて京極丸が落とされ、小丸にいた長政の父・浅井久政も自害。長政の籠る本丸も包囲され、抗戦は不可能となりました。長政は、嫡男・万福丸を逃がし、妻のお市と三人の娘を織田方へ引き渡すと、天正元年9月1日、自害して果てたのでした。

 享年29。このとき長政は「松緑 枯れても残る錦木の 主なくとも花は咲くとも」という辞世の句を詠んだといいます。

(C)NHK浅井長政(右)と妻のお市(左、演:宮崎あおい)。二人の間に生まれた3人の娘たちにより、長政の血筋は、豊臣家・徳川家・天皇家へつながっていくことになる (C)NHK
右から羽柴/豊臣秀吉(左、演:池松壮亮)、弟の秀長(演:仲野太賀)、一番左が足利義昭 (C)NHK『豊臣兄弟!』第17回より。右から羽柴/豊臣秀吉(左、演:池松壮亮)、弟の秀長(演:仲野太賀)、一番左が足利義昭 (C)NHK

 動画ではこの他、長政が詠んだとされるもう一つの辞世の句や、ドラマでは行方不明とされていた万福丸の最期についてお話しています。また、徳川家康が武田信玄に敗れた三方ヶ原の戦いについても解説動画を掲載しています。