半導体材料で世界トップ!
需要旺盛で生産強化へ
次の注目株は、トリケミカル研究所(東証プライム・4369)。半導体製造において不可欠な超高純度化学材料を供給。漏電を防ぐ絶縁膜材料(High-k材料)で世界トップクラス。
2026年1月期には山梨県で新工場が稼働。売上高・各利益は過去最高を記録した。旺盛な需要を背景に、2027年1月期には追加の生産ラインの稼働を予定している。
2026年3月13日の通期決算の発表後に株価は一時急落。今期の業績計画は、売上高が前期比13.1%増の一方、営業利益は1.7%増にとどまる。原料高騰などの影響から、中期経営計画の目標を下方修正したことも影響した。
ただ、株価はその後早々に決算前の水準を回復。今期の利益の伸び悩みはあくまで先行投資が理由で、市況自体は非常に良好だ。新たに発表された中期経営計画も、2029年1月期(2028年度)の営業利益予想は86 億5000万円と、今期予想(60億円)比で44.2%増と悪くない。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が連日で最高値を付け、国内でも上場来高値を付ける関連株が少なくない中、同社は2024年3月の高値から43%安の水準にとどまる。PERも21倍台と相対的に割安感が強く、出遅れ解消が期待される。
【投資スタンス】理想2~3年! 1年でもOK
【買いの目安】75日・200日移動平均線に近い現状水準は好機
【売りの目安】決算後に付けた直近安値の2460円を割り込んだら撤退

◎この株を選んだのは…仲村幸浩:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。立教大学経済学部卒業。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。証券会社や金融情報サービス会社を経て現職。マーケットアナリストとして各種メディアで活動中。高配当株、増配株など配当株の分析に定評。利回りの高さだけでなく、配当の永続性や累進性、さらに増配株のパターン分析など、独自の視点が個人投資家に人気を博す。
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