ただ、推薦受験の準備自体を始めたのは、出願期限の直前になってから。周りの目もあったので、高3の11月くらいまで、ずっと「東大推薦を受けます」とカミングアウトしていなかったんです。
推薦入試の準備をはじめたのは
試験直前の11月から
東大志望とは言っていましたが、「推薦」は前例がなさ過ぎたので……。「桁違いの秀才たちが集まる場所」というイメージも強く、なかなか言い出せませんよね。
志望理由書は11月頃から書き始めて、学年主任の先生に見てもらいながら4~5回書き直しました。書きあがったのが出願締め切りの数日前で、そこから各種資料を揃えて、どうにか間に合わせました。
僕の時は、1000文字以内の縛りがある中で、志望理由や各実績などを盛り込まなければならず、大変でした。大まかな流れとしては、「高2でエコノミクス甲子園に出たときに教育格差を感じた。これは日本の制度上の問題であり、各論を超えた大きなスケールの検討が必要だろう。そのためにも、制度を考えるマーケットデザインの研究をしたい」といった方向で書きました。
とりあえず書きたいことを全部書き出してみて、文字数に合うように調整していくやり方が、うまくハマってくれましたね。
結果、書類審査は合格できました。しかし、1次が通っても、2次試験として面接が控えています。
急いで先生に頼んで、2次試験日までの10日間はほぼ毎日、放課後1時間ずつ練習を重ねました。東大の推薦なんて、どんな質問が来るかわかりませんから、「色々な質問に対応できるようにしよう」と、数学と英語を中心に鍛えた日も。特に、英語に関しては英語で質問されてもいいように、リスニングとスピーキングの練習をしました。
9月に入るまでは一般受験の勉強もしていましたが、推薦の準備中はほぼ推薦対策に全振り。一般受験の志望は東大文Ⅱで、高3の春頃から過去問演習に取り掛かれるくらいのペースで勉強を進めていました。特に経済学で重要な「青チャート」や「新スタンダード演習」などを重点的にカバーしました。9月くらいから経済学の本を読み始めました。







