脱衣所だけではない…
家でカビが生えやすい場所とは?
下記にカビが生えやすい場所を図解した。
とはいえ、自宅でカビ(トリコスポロン)を探すというのは難しいかもしれない。それよりも「夏かぜが長引いた」と思ったときが一つのサインという。大谷医師は「夏型過敏性肺炎は健康な若い方でも起こり得ます」と強調する。
微熱やせきが長引いたら
医療機関を受診して
「ですからビジネスパーソンの方も知識として頭に置いてほしいのです。せきやタン、微熱などの体調不良があって、出張中は良くなったけれども、自宅に戻って症状が悪化したなどというケースが典型的です。また1週間以上微熱やせきが長引いたらそれは夏かぜではないかもしれませんから、医療機関を受診しましょう」
ちなみに浴室はクラドスポリウムという黒カビが、ホコリがあるところには主にアスペルギルスというカビが多いが、どちらも夏型過敏性肺炎を引き起こすトリコスポロンとは別もの。ただしぜんそくを引き起こしたり、免疫力が低下した人にとっては感染症としての肺炎を発症する恐れもあるため、目に見えるカビやホコリは掃除をしたほうがいい。
カビを予防するには
「重曹」が役立つ
カビが生えているところは市販のカビ取り用洗剤を使用してもいいが、カビが生えるのを予防するには「重曹」が役立つ。健康検定協会理事長で管理栄養士の望月理恵子氏に教えてもらった。
「粉末の重曹小さじ1杯を水100ミリリットルに入れてよく混ぜ、重曹水を作ります。それを雑巾に混ぜてもいいですし、スプレー容器に入れて風呂やトイレに吹きかけて掃除をすると、除湿や消臭効果もあってカビ発生防止になりますね」
暑い時期は室内で過ごすことも多くなる。本格的な夏を迎える前に、室内をクリーンにして肺に快適な環境を整えたい。








