株を買うと、企業によっては株主にお礼の品を贈ってくれることがあり、この制度を「株主優待」と呼ぶ。株主優待を受け取るためには、企業ごとに異なる基準日の時点で、株主名簿に名前が記載されている必要がある。今回は「6月末」を基準日とする株主優待株を取り上げるので、投資の参考にしてみよう!(ダイヤモンド・ザイ編集部)

「ダイヤモンド・ザイ」2026年7月号の特集「達人18人がガチ投票で決定!【株主優待】ベスト122」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

6月末に権利確定する人気の外食優待株を紹介!
「日本マクドナルドホールディングス」は不動の人気!

 近年、東証による市場改革の影響などから、株主還元に力を入れる企業は増加。その一環として、株主優待の制度を導入する企業も目立っている。

 株主優待や配当をもらうための基準日(権利確定日)は、1年の中でも特に3月末に集中している。これは、3月が本決算の企業が多いからだ。ただし、3月以外に基準日を設定している銘柄もたくさんあって、特に6月は株主優待株が多い月だ。

 そこで、以下では「6月に権利確定するオススメの株主優待株」を3銘柄紹介する。銘柄は、株主優待マニアとして知られる個人投資家18名の投票が多かった上位3銘柄だ。

 なお、6月末が基準日の銘柄の場合、権利確定日(6月30日)の2営業日前(2026年6月の場合は6月26日)の大引けまでに株を買っておくと、株主優待および配当の権利を得ることができる。気になる銘柄があったら、忘れず投資するようにしよう(※以下、株価などのデータは2026年5月1日時点。カッコ内のコメントは個人投資家によるもの)。

 最初に紹介するのは、ファストフード大手の「日本マクドナルドホールディングス(2702)」だ。

「日本マクドナルドホールディングス」の株主優待は、基準日が6月末と12月末の年2回。100株以上を1年以上にわたって継続保有する株主が対象。保有株数に応じて、バーガー、サイドメニュー、ドリンクと引き換えられる食事券が年2回もらえる。食事券はメニュー1品と無料で交換できる券なので、夜マックなど高額商品で使うとおトク度が増す。

「切り離して使えるので、がっつり食べたい時、軽くお茶したい時など、気分に合わせて楽しめます」(かすみちゃん)「期間限定のバーガーや、夜マック、ポテトのLサイズなど価格を気にせず注文できるのがうれしいです」(ぐでりん)

 今期の業績は、会社予想は保守的。既存店は客数・客単価とも堅調で、上方修正の可能性もある。FC化とデジタル化で利益率も改善し、増益が続く見通しだ。