スズキ初のBEVをインドで量産する「大変さ」
F:言葉にするとサラッと「合理的だからです」となりますが、実際にはこれは大変なことですよね。スズキ初のBEV。EV専用プラットフォーム。従来比の倍近いハイテン材……この難しいクルマをインドで造る。しかもフロンクスと混流で。何しろ"量産"ですからね。設計図の上で成立することと、それをラインで安定して造り続けることは、まったく別の話です。
大:ここは生産技術の話として聞いている範囲になりますが、やはり加工がすごく難しかったようです。ハイテン材は強いぶん、曲げて、合わせて、溶接するのが大変です。キチンと合わないと、溶接もうまくいきません。そこはかなり苦労して造り込んだと聞いています。ですが一度造り込んで出来上がれば、あとはその通りに造っていけば良い。ただ、そこまで持っていくのが大変です。今回、インドで部品を造っていますが、日本の生産技術のエンジニアもたくさん現地入りして、それこそ付きっきりで造り込んでいきました。
インド料理が苦手なエンジニアの本音
F:大前さんもインドへご出張されるのですか?
大:それはもう何度も。
F:良いなあインド。実はまだインドへは一度も行ったことがありません。本場のカレーは美味しそうです。
大:合う人には合うのでしょうが……僕はあんまりインド料理が得意ではありません。もちろん最低限は食べますけど……。
F:あはははははは。正直過ぎるわ大前さん。ここは義理でも「インドもインド料理も大好物です」くらい言わないと(笑)。
大:そもそも日本にいる時もインド料理は食べませんし。せいぜいCoCo壱(番屋)のカレーくらいです。でもあれ、インド料理じゃありませんよね……。
F:良いです。リアルで最高に良いです。こういうエンジニアの本音を聞き出すのが当欄の使命でありまして。
AD高橋:ちょっと違うと思いますけど……。







