3. よく喋る人
沈黙が辛くて、ついベラベラと喋ってしまう人もなめられがちです。歴史上の武将や、映画・ドラマの偉い人を想像してみてください。偉い人はあまり喋らず、静かに座っていて、周りから「いかがでしょうか」と聞かれて初めて「うむ」と答えるようなイメージがありませんか?
漫画『美味しんぼ』の海原雄山も、普段は全然喋りませんが、圧倒的な存在感があり、なめられていませんよね。それは、普段は「むう」としか言わず、いざという時にだけ発言するからです。
もし海原雄山がペラペラと「これはこうで、だからダメなんだ」と説明ばかりしていたら、あのような威厳はないでしょう。それと同じで、喋りすぎる人は、言葉が多すぎるせいで必要な情報が埋もれてしまいます。
基本的に世の中において、よく喋ったりよく泣いたりするのは、下っ端の行動とされがちです。もし心当たりがあるなら、話す量を半分にするように意識してみてください。間を怖がらず、あなたが沈黙を埋める係にならないようにしましょう。
4. よく動く人
よく喋る人と似ていますが、せかせか、ちょこちょこと自分からよく動く人もなめられやすい傾向があります。偉い人はいつもどんと構えて座っており、言葉も少ないものです。
さらに、よく動いて人の役に立つことをする人は、「どうせあいつが何とかしてくれるだろう」と思われやすく、より一層なめられやすくなります。自分がちょこちょこ動いているなと感じたら、あえてどっしりと構え、山のようにおとなしくしてみることも大切です。
5. 断言しない人
「私はこう思う」「こうしたい」「これがルールです」と、言い切れない人もなめられがちです。相手がすごい勢いで「それは困る!」と言ってきた時でも、「ルールはルールです」と毅然とした態度で言える人はなめられません。しかし、「そうですよね、でもどうしようかな……」とモゴモゴしてしまい、「押せば変わりそう」と思わせてしまう人はなめられてしまいます。
もちろん世の中には断言できないこともありますが、「これはルールです」「これは困ります」「やめてください」といったことは、相手に何を言われても態度を変える必要はありません。伝えるべきことは、しっかりと断言しなければなりません。
5つの要素を減らしてみては?
以上、なめられやすい人の5つの特徴をおさらいします。
➋ 相手の都合を聞いてばかりの人
➌ よく喋る人
➍ よく動く人
➎ 断言しない人
自分がなめられやすいと悩んでいるようでしたら、これらの要素を少しでも減らすように意識してみてください。それだけでも、周りからの扱いが大きく変わるかもしれません。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。




