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健康状態は年代ごとに大きく変化し、それらは個人の働き方にも少なからず影響を及ぼしている。さまざまなデータをもとに高齢期の仕事と健康の関係を読み解く。※本稿は、ニッセイ基礎研究所生活研究部の坊 美生子『女性たちの定年後――お金・仕事・暮らしのリアル』(祥伝社)の一部を抜粋・編集したものです。
働き続ける上で重要な
“健康状態”という視点
いつまで働くか、どのように働くかを考える上で、健康は重要な判断材料でしょう。健康状態は個人差が大きい問題であり、一般化が難しいですが、少なくとも男女で異なる傾向が見られるので、ご説明します。
男女共同参画白書(令和6年版)より、性に特有の病気を年齢階級別に見ると、男女では内容と発生時期が異なります(図表16)。男性は「前立腺肥大」や「前立腺の悪性新生物(前立腺がん)」などは40代までは少なく、50代に入ってから急増しています。
同書より転載 拡大画像表示
これに対して女性は、20代から60代前半まで、ピーク時期を分けて、さまざまな病気の患者数が増減しています。「月経障害」は20代をピークに、40代後半ごろまで多く発生しています。







