防護服とフェースシールドで身を覆った赤十字社のボランティアたちが先週末、コンゴ民主共和国の小さな病院に、地元で人気のあった伝道師の遺体を処理するため到着した。その際、この感染力の高い遺体に触れることを求める親族との対立が急速に激化した。ボランティアたちは、伝道師の男性の親族たちをモングワル総合病院のエボラ出血熱用隔離テントから遠ざけた。テントでは床に敷かれたビニールシートの上に男性の遺体が横たわっていた。コンゴの首都キンシャサの北東約1800キロに位置する金鉱の街モングワルには、住民が地域紛争の中で数十年にわたり政府から顧みられてこなかった歴史があり、権力者や外国人、ボランティアに対する不信感が深く根付いている。その不信感が、エボラ出血熱としては史上3番目の規模のアウトブレイク(集団発生)を食い止める取り組みの妨げになっている。