社債で得られる高利回りに飛びつこうとする投資家は、自分でも認識していないリスクを抱えている可能性がある。ICE BofAのデータによると、最も信用力の高い米大手企業の社債指数の利回りは、この1週間で、約1年ぶりの高水準となる5.3%に達した。10年物の期待インフレ率(ブレークイーブン・インフレ率)が2.4%近辺にあることを踏まえると、これは高格付けの社債が今後10年間で3%近いインフレ調整後の実質リターンをもたらす可能性を示唆している。それは確かに魅力的だ。しかし、この利回りを別の角度から見ると、米国債に比べて社債には追加リスクがあるため、投資家はそのリスクに対してどれだけの補償(上乗せ利回り)を得ているのかという問題になる。
社債は魅力的な投資先? よく見ると懸念も
高格付け債は高利回りだが、全ての好材料を織り込み済み
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