ファーストキャビン・インターナショナル・ハワイで最も安いのはプレミアムエコノミークラスのカプセルだ。1人用で、上階か下階に隣人がいるPhoto: Dawn Gilbertson/WSJ
【ホノルル】先日、ルームメイトたちが日の出と共に一人、また一人と目を覚ました。スーツケースを開き、眠そうにトイレに向かう。私は一足早く、その道のりを往復していた。
まるで大学時代に戻ったようだった。ただし大学とは違って、このぴかぴかの新しい寮は、ワイキキビーチから1ブロックのところにあるオフィスビルの中にあり、私たちの中に学生は一人もいなかった。
私たちが滞在していたのは、日本の人気カプセルホテルチェーンの米国1号店、ファーストキャビン・インターナショナル・ハワイで一番安いカプセル型の宿泊スペースだ。1年前に開業したこのホテルには103のカプセルがある。
一番安いカプセルは機能を絞り込んだ小さな立方体で、上下に重ねられ、一列に並んでいる。中はベッドだけでほぼ一杯で、頭上の空間はとても狭い。
私はこの格安ホテルを自分の目で確かめるため、2泊分の予約を入れた。商業用不動産データベースを運営するコスターによると、当地のホテルの平均客室料は2025年に1泊280ドル(約4万4500円)を突破した。
ファーストキャビンの宿泊料は手頃というレベルにとどまらない安さだ。一番小さい1人用のプレミアムエコノミークラスのカプセルは1泊60ドルで、2人まで泊まれるファーストクラスのキャビンは1泊150ドルだ。その中間のビジネスクラスという選択肢もある。カプセルは飛行機の客室から着想を得たという。







