理想と現実のギャップに悩むゆき
ゆきはすっかり落ち込んで、食事もとらず寝込んでしまう。
ゆきがいない分、6人は忙しくなる。
見かねたバーンズ(エマ・ハワード)が「ならば看護が必要です」とゆきのもとへ向かう。
中井友望さんはゆきを演じるにあたり、このようにコメントしている。
――役どころについて
「ナイチンゲールへの憧れ一本で、通っていた女学校から看護婦養成所に転入することまでをやってのけるのはゆきの強さだと感じています。どんな仕事でも憧れや理想は絶対に付きまといますが、それを強く持っているからこそゆきはこの先、現実とのギャップに苦しむことになります。
看護の仕事に限らず、どんな仕事もそのようなことはあると思うので、仕事をしているすべての視聴者の皆さんに共感してもらえるよう、苦悩を表現できたらと思っています」
――看護婦という職業について
「“当たり前”というのは『これが当たり前じゃないといけない』と動いてくれた人たちが作れることだと思います。人の役に立ちたい、困った人に手を差し伸べたいと、明治時代に看護婦を目指した方たちの思いが今の“当たり前”につながっている。改めてその想いの偉大さを実感しています」
また、ゆきをフォローするしっかり者のトメを演じる原嶋凛さんは、このようにコメントを寄せている。
――役どころについて
「トメも私自身も一期生の中で一番年下というのが共通点です。演出の方などから、トメは裕福な農家出身なので昔からたくさんの人と関わることがあったという設定を聞き、そのなかで生まれたであろう周りを見る力や、人なつっこさのなかに隠れた強さが魅力的な人物だと感じています。
思ったことをすぐ口に出したり、感情が顔に出てしまったりするところなども全部ひっくるめてかわいいと思ってもらえるキャラクターを作っていけたらと演じています」
――看護婦という職業について
「看護師という職業が当たり前にある状況で生きてきたので、看護の仕事がシーツを替えたり、換気をしたりするところから始まることにまず驚きました。
このドラマで看護婦の誕生を描くことで、看護のお仕事が当たり前にあると思っていた自分自身を見つめなおしながら、工藤トメという役を通じて看護の仕事の始まりを伝えていけたらと思っています」
中井さんも原嶋さんも「当たり前」という言葉に重きをおいていることが印象的だ。









