握手するエグゼクティブ男性写真はイメージです Photo:PIXTA

定年後の仕事は、求人サイトだけで決まるわけではない。実際には、「いい人いない?」という何気ない声がけから、新しい仕事につながるケースが少なくないのだ。では、そうしたチャンスをつかむ人は、50代のうちに何をしているのか。1万人以上のキャリアを見てきた筆者が、「定年後につながる人脈」の作り方と、「顧問」という働き方の可能性を解説する。※本稿は、エマメイコーポレーション代表取締役の大塚 寿『50歳からは、「これ」しかやらない』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

定年後の仕事は
「人脈」から始まる

 定年後の転職を成功させたり、個人事業主として生き生きと働いている人たちが、私の周りにはたくさんいます。

 そうした成功者たちに「定年後のために、50代のうちに大事にしておくことは何か」と質問すると、決まって同じ答えが返ってきます。「人脈」です。

 あとで紹介するように、定年後に他の企業の「顧問」として活躍する人は多いのですが、では、どのような経緯で顧問になったかというと、ほとんどが「人脈」なのです。

 人材紹介会社経由もあるのですが、多くは、もっとゆるく「いい人いない?」みたいな会話から始まることがほとんどだといいます。

 だからこそ、50代のうちに、会社にいるうちに「これ」だけはやっておきたいこととして、「自分の人脈を、もう一度耕しておくこと」をお勧めします。

「昔のつながり」を
掘り起こしておこう

 数十年のビジネスパーソン人生では、お世話になった人、深くつき合ってきた人が、いくらでも思い浮かぶと思います。「自分には人脈がない」と考えている人も、思い起こしてみれば、かなりの人脈を持っているものです。