その一方で、自分や相手の担当が変わってしまったりしたことで、かなりご無沙汰している人も多いのではないでしょうか。

 中には20代の頃に深くつき合って以来、20年以上も直接会っていないような人もいるかもしれません。

 でも、面白いもので、こういった若い頃につながりがあった人とは、久しぶりに会うと、すぐに当時の関係が復活するものです。

 まずは、これまで会ってきた人をすべて思い出してみる時間を作ってみましょう。

 名刺を引っ張り出す、過去の手帳を見てみる、メールの履歴を見返してみる……方法は、なんでもOKです。そして、今後もつき合っていきたいと思う人をリスト化しておくのです。

 そのうえで、「この人とは関係をつないでおきたい」という人には、連絡を取って会いに行くことをお勧めします。

 ここで、一石二鳥の方法があります。それは、会社の後輩と彼らを引き合わせる場を設けることです。

 例えば、役職定年を迎える前に、引き継ぎと称して後継者を連れて会いに行くのです。後輩にとってはもちろんありがたい話ですし、あなたにとっても「最近会っていない人に会う」絶好の機会となるわけです。

 そして、その後は、ゆるく関係をつないでおきましょう。

 40、50代の利用率が高い「フェイスブック」などでつながっておくというのも一案です。かつては「年賀状」という手段があったのですが、最近は「年賀状じまい」をする人が多いため、それだけだと不十分。

 むしろ、最近目立つのは、夏休み期間や年末など区切りのいいときに「近況」をまとめたハガキやメールを送ることです。

 例えば、広告代理店に勤めるある人は、自分の名前を冠した「○○通信」という自分の近況や業界分析をまとめた資料を1年に一度送っています。

 内容はとても面白く、かつ、そこからビジネスが展開することもあるそうです。

 あなたも、自分にとって一番自然なスタイルで、ぜひ「つながり続ける」方法を考えてみてください。

定年後は「顧問」をかけもち
という働き方もある

 皆さんは「顧問」と聞くと、どんな人をイメージしますか?