仕事のキャパが10倍になった
悩む時間が圧倒的に減った
そんな感想が届いているのが、木下勝寿氏のベストセラー『時間最短化、成果最大化の法則』『「悩まない人」の考え方』『売上最小化、利益最大化の法則』『チームX』の4部作だ。
なかでも「【ピッパの法則】が使える!」という感動の声とともに、ニトリ似鳥会長や食べチョク秋元代表から「ビジネスパーソンが一番読むべき一冊」と絶賛されているのが、『時間最短化、成果最大化の法則』だ。今回はライターの樺山美夏氏に、読者にすぐ役立つ視点から本書を鋭く読み解いてもらおう。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)

常にタスクが後手後手に回る人の特徴ワースト1Photo: Adobe Stock

タスクが後手後手に回ってしまう人へ

ToDoリストをつくり、優先順位もつけている。
なのに、気づけば一日が終わり、重要な仕事もやり残してしまった……。
こんな経験をしたことはないだろうか。

私も、スケジュールにめいっぱい仕事を詰め込んだときは「あれも終わらなかった」「これもやり残した」と思いながら寝落ちすることがある。

その理由が、『時間最短化、成果最大化の法則』を読んでよくわかった。

たとえば、こんな状況に心当たりはないだろうか。
重要かつ緊急のタスクAを片づけようとパソコンを開いた瞬間、電話やチャットで「○×の件、確認お願いします」と声がかかる。
サッと対応して2分で終わるはずが、気づけば別の話に発展して15分が経過する。その間にメールが3件届いており、それぞれ返信を考えているうちに、重要なタスクが後手後手に回ってしまう。

この現象の根本原因を、著者の木下さんは
「脳のメモリが、細かいタスクで埋まり続けているから」だと断言する。
心当たりがある人は多いのではないだろうか。

緊急度か重要度か?

本書では、緊急度より重要度を優先したほうがいいと説明されている。

まず、「重要度も緊急度も高いタスク」をやる。
次に、「重要度も緊急度も低いタスク」は最後にやる、もしくは「やらない」と決める。

迷うのは、「重要度がく、緊急度がいタスク」と「重要度がく、緊急度がいタスク」はどちらを優先したらよいかだ。

こんなときは、悩むだけアイドルタイムが発生するから、緊急度より重要度を優先すると成果が上がる、と覚えておこう。

重要度が高い仕事を優先して片づけていると、緊急になる前に解決していくので、いつしか緊急の仕事が発生しなくなり、時間と労力を重要度の高いタスクに集中できるからだ。

重要度が高い仕事をどんどん片づけていかないと、その仕事はいつしか緊急度を伴ってあなたにのしかかってくる。


そうなった場合は、否応なく今すぐ対応せざるをえなくなる。
これが続くと「重要度は低いが、緊急度が高いタスク」に常に忙殺され、「忙しいが成果は低い」人になってしまう。
――『時間最短化、成果最大化の法則』より

仕事ができる人とできない人の決定的な差

タスク処理の優先順位は、いつも忙しいのに仕事が終わらない人の盲点だ。

自分より相手の事情を優先して仕事してしまう人も、きっと当てはまるだろう。

このように、仕事ができる人とできない人の違いは、自分ではなかなか自覚できない考え方のクセ=思考アルゴリズムを、修正できるかできないかだけの違いなのだ。

(本書は『時間最短化、成果最大化の法則』に関する特別投稿です)