「昨日は誰かと話しましたか?」「今年初めて会った人は何人ですか?」
一生忘れたくない人は、誰ですか?
感想は一切書かない、全く新しい日記、人日記(ひとにっき)。やることは「会った人の名前を書く」だけです。たったそれだけの習慣で、人間関係の「濃淡」がわかり、コミュニケーションの不安が少しずつ自信へと変わっていきます。本記事では、新刊『人日記 1日1分、会った人の名前を書く』(内山厳・著)から、「なぜか人から信頼される人」の習慣・ベスト1を特別に公開します。

【1日1分】「なぜか人から信頼される人」の習慣・ベスト1Photo: Adobe Stock

いきなりですが、質問です。

今日、あなたが会って話した人の名前を、すべて思い出せますか?

「今日会った人くらい覚えてるよ」と思った方もいるかもしれません。
もし今日が平日なら、職場の人に会っているかもしれませんね。
今日が休日なら、家族や友人、あるいは近所の人と話しているかもしれません。

では、もう一つ質問させてください。今月、あなたが会って話した人は何人ですか?

おそらく、すぐには答えられない方がほとんどではないでしょうか。

もし、その日に会った人の名前も人数も思い出せないとしたら……あなたは仕事や人生における「最大のチャンス」を逃しているかもしれません。

なぜなら、仕事も人間関係もすべて「人」のご縁から始まり、「人」との関係を経て終わるからです。

事をうまく運ぶための基本は、まず相手の名前を覚えるところから始まります。

名前はもっとも大切な響きを持つ言葉

世界的ベストセラー『人を動かす』で、著者のデール・カーネギーは「人に好かれる六原則」の一つとして「人の名前を覚える」を挙げています。

「名前は、当人にとって、最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない」

つまり、人の名前を覚えてしっかり呼ぶだけで、相手は嬉しい気持ちになり、あなたを認識してくれるようになります。

人は名前を呼ばれると「自分は個として認められている」と感じ、そこから信頼関係が生まれるのです。

とはいえ、毎日多かれ少なかれ人と接するなかで、全員の名前を記憶し続けるのは至難の業です。

特にコミュニケーションに苦手意識がある人は、「名前を忘れてしまったらどうしよう」「次に会ったとき、何を話せばいいかわからない」と、常にプレッシャーを感じてしまうでしょう。

そんな人間関係の不安を和らげ、無理なく名前を記憶に残すことができるのが、1日1分の「人日記」なのです。

(本記事は『人日記 1日1分、会った人の名前を書く』の抜粋記事です)