※同書より転載(本文P144)
子どもの学びになるような体験をさせてあげたい、と思う親は多いだろう。しかし、そんな親心を押しつけることで、子どもの自由な興味を奪ってしまうこともある。子どもが本当に伸びる体験とは?親には何ができるのだろうか。※本稿は、コミックエッセイストのtomekko『神様、もう少しだけ子育て世代に時間をください!』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。
「学ばせ呪縛」に陥った
親の自己満足
少子化が進む今日でも、いやだからこそなのでしょうか。教育研究の進化が目覚ましいですね。子どもにとってよりよい学び方、例えば疑問を分析・考察しながら学びを深める探究学習や、遊びのなかで自ら学びを発見するアクティブ・ラーニングなど、私たちの小学生時代にはなかったような素敵な学習方法をあらゆるところで目にします。夏休みなんて非日常体験を絶好の機会と考えて予定を組んだご家庭も多いのではないかと思います。
どうでしたか?そこに新たな学びやキラキラと目を輝かせて探究する子どもの姿は見られましたか?
わが家の3兄弟は、ぜーんぜんでした(笑)。
「すっげー!美味しかった!楽しかった!」で終わり。
でもうちはこれでいいんだ、と最近は思っています。
2023年長男小6の夏、当時戦国オタクになっていた長男の希望で大阪城に行きました(あ…つかっ…た…)。まだお堀にもたどり着かない石段を2人でぜぇはぁ言いながら上っているとき、長男がボソッと呟きました。
「お城に階段や坂がたくさんあるのは、やっぱり敵に攻め込まれたときにこうやって相手を疲れさせるためなのかなぁ?」







