トヨタ自動車のスモールカー「WiLL サイファ」と張富士夫社長(当時) Photo:SANKEI
発売当時は販売台数が伸びなかったり、万人受けしなかったりしたものの、生産終了後に評価された“惜しい”トヨタ車を3台紹介します。(編集者 高橋 満)
時代を先取りしすぎた!?
生産終了後に評価されたトヨタ車
クルマの世界では、新車の時点ではあまり売れなかったクルマや、万人受けしなかったモデルが、生産終了後に「意外と良かった」と高評価されることがあります。
中には、自動車ファンの間で人気が出るだけでなく、中古車市場で販売台数が伸び、中古価格が上昇するケースもあります。
その理由はさまざまです。発売当時は先進的すぎて理解されなかった機能が、時代の変化によってファンに伝わったり、メーカー側が想定していなかった「新たな使い道」をユーザー側が発見したりといった具合です。
そんなクルマには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
今回はトヨタ自動車(以下トヨタ)のクルマを対象に、「生産終了後に評価された“惜しい”モデル」を3台紹介します。
最初に紹介するのは、ハッチバック型のコンパクトカー「WiLLサイファ」(2002年発売)です。
斬新なデザインが特徴だった「WiLLサイファ」 Photo:SANKEI拡大画像表示
このモデルは、2000年代初頭にトヨタが投入した、斬新なデザインが売りの「WiLL」シリーズの3作目。「サイバーカプセル」をテーマに開発され、丸みを帯びたボディや4連ヘッドランプなど、近未来的なデザインを特徴としていました。
特筆すべきは、専用通信モジュールを内蔵し、インターネットに接続できたことです。







