不評で生産終了→中古で人気爆発「大逆転したホンダ車」3選、時代がクルマに追いついた…!このクルマも中古車市場で再評価された 写真出典:本田技研工業(ホンダ)

「売れなかったクルマ」は、通常であれば生産終了とともに忘れ去られ、中古車価格も下落していきます。ところが中には、発売当初は不評だったにもかかわらず、時代の変化によって再評価され、中古車市場で人気が急上昇するモデルも存在します。今回はホンダ車の中から、そうした“大逆転モデル”を3台選び、復活劇を紹介します。(編集者 高橋 満)

新車で売れなかったクルマは
静かに消えていくはずだが……

 クルマとは不思議なもので、斬新なコンセプトで発表時に話題を呼んだモデルでも、いざ発売されると注目されていた割に売れず、短命に終わることがあります。

 売れなかったクルマは、基本的には生産終了となり、中古車市場で静かに流通します。そして、年式が古くなるとともに中古車相場は下落していきます。

 ですが、面白いことに、まれに「逆転現象」が起きます。

 新車の時点では不人気だったにもかかわらず、生産終了後しばらくたってから、評価と中古車相場が急上昇するモデルがあるのです。

 その理由はさまざまです。発売当初は先進的すぎて理解されなかったコンセプトが、時代の変化によって再評価されたり、適度な古さが“味”として受け入れられたり――といった具合です。

 また、一部のスポーツモデルでは、個性的なデザインを酷評していたファンが、生産終了を機に「本心では評価していたのに、なんで作るのをやめるんだ!」と手のひらを返す例も見受けられます。

 こうした要因で「まさかの人気」が出た中古車は、もともとの販売台数が少なかったことなどから、しばしば中古車市場で高値が付きます。中には、将来的な価値上昇を見越して、個性的なモデルを投機目的で購入する人がいるほどです。

 では、「新車時は売れなかったのに、生産終了後に人気が出た“大逆転モデル”」には、具体的にどのようなクルマがあるのでしょうか。今回は本田技研工業(ホンダ)の3モデルを取り上げます。