導入開始1カ月間(4月中)、警察庁拡大画像表示
自転車は歩道?車道?議論が白熱のワケ
そもそも軽車両である自転車は、従来から「車道走行が原則」でした。しかし、街では歩道を走る自転車が多い。これが歩行者との事故を招いていたことは事実であり、今春以降は歩道走行が厳しく取り締まられるのでは?と指摘されていました。
一方で、主にSNSでは一大議論が巻き起こりました。「自転車に子どもを乗せて走っている母親からすると、車道を走るのは怖い」という声もあれば、クルマのドライバーからは「自転車が車道を走るのは、正直言って運転の邪魔だし、危ない気がする」などと、多様な意見が飛び交いました。
ここで注意したいのは、自転車の車道走行は「あくまで原則」であり、歩道走行が必ずしも違法というわけではないことです。4月中の青切符の違反種別を見ても、「その他71件」に入っている可能性はありますが、全体の割合からすると非常に低い。指導警告票にとどまった、あるいは“見過ごされた”可能性すらあるでしょう。
というのも、なぜ「指定場所一時不停止」が最も件数が多いと思いますか?
警察は「一時不停止」が取り締まりやすい?
警察は、一時不停止や携帯電話使用(いわゆる「ながらスマホ」)、信号無視など、より重大事故に直結する危険行為を優先的に摘発しているでしょう。
とはいえもっと単純に、「取り締まりやすいから」という側面もあると思います。実は、クルマの違反種別も指定場所一時不停止が最多です。
踏切や幹線道路の近くで少し路地に入った場所から、交番のお巡りさんが目を光らせているのを見たことがある人も多いでしょう、アレです。言ってしまえば、交通違反取り締まり件数のノルマに追われる警察官が、ノルマを達成しやすいチャンスなのです。







