「運が味方する人」がしていること。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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つらい出来事をどう捉えるか?
運がいい人とは、生まれつき恵まれている人のことだと思われがちだ。
だが、長い人生で見ると、本当に運が味方する人には共通点がある。
それは、「つらい出来事」から自分で這い上がれることだ。
人生には、失敗もあれば挫折もある。
人間関係で傷つくこともあるし、思い描いていた未来が崩れることもある。
そこで立ち止まり続ける人もいる。
一方で、運が味方する人は、辛い経験をただの不幸で終わらせない。
「あの経験があったから成長できた」
「あの失敗があったから今がある」
そんなふうに意味づけを変えながら、少しずつ前に進んでいく。
すると、過去の傷はやがて人生の糧となり、新しいチャンスを受け取る力になる。
つらい経験を「名場面」に変える
そのヒントになるのが、「つらい経験を『名場面』に変える」という考え方である。
つらい経験を「名場面」に変える
人生という名の映画のシーンとして、つらい過去の出来事を思い出すときは、次のようにとらえ直してみよう。「あの頃は人生のなかでとても厳しい時期だったが、そのおかげで私は強くなれた」「今なら違う決断をするだろうが、当時は自分なりに最善を尽くした」「あの人との関係があんなふうに終わらなければよかったのに。でも、そこから学んだ教訓には今でも感謝している」そして、最後には、「自分の映画にこんなシーンがあったのは、本当に幸運なことだ」と思えるかもしれない。
運が味方する人は、嫌な出来事が少ない人ではない。
むしろ、人並みに失敗し、人並みに傷ついている。
違うのは、その経験をいつまでも不幸として抱え続けないことだ。
つらい出来事にも意味を見出し、自分の成長につなげていく。
すると、過去の挫折は人生の足かせではなく、次の一歩を支える力になる。
運とは、ただ偶然与えられるものではない。
苦しい経験から立ち上がり、それを前に進むエネルギーに変えられる人に、少しずつ味方するものなのである。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









