間取りを変えられないお宅では、リビングの一角や窓辺に、「子どもが立ち寄りやすい場所」をつくるだけでも違います。
子どもが「ここにいたい」と感じられる場所をつくるのです。例えばリビングにソファーを置く場合は、座る人数だけでなく、子どもがどこに身を置けるかという視点で考えます。
【よくある3人掛けソファーの配置例】筆者作成拡大画像表示
ソファーといえば、家族みんなで座れるように、大きめの3人掛けソファーを選ぶ家庭も多いと思います。もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、3人掛けソファーをひとつ置くだけでは、家族の誰かが座っている時に、子どもが少し離れて座りたい、違う方を向いてぼんやりしたい、会話には入りたくないけど近くにはいたい、というニーズを満たせまん。
その点で、組み換えのできる「モジュールソファー」は、子どもの居場所づくりに向いています。
【モジュールソファーの配置例~背中合わせに座る】筆者作成拡大画像表示
図解のように、ソファーの向きを窓に向けたり、少し離して向かい合う形にしたり、斜めにずらして置いて視線を外したりと、さまざまなアレンジが可能です。
【モジュールソファーの配置例~斜めに置いて視線を外す】筆者作成拡大画像表示
このように、たとえ狭いリビング・ダイニングでもソファーを変えるだけで、「一緒にいる場所」「少し離れている場所」「ひとりで外を眺める場所」をつくることができます。
特に思春期の子どもは、親と話したい時もあれば、話したくないけれど近くにはいたい時もあります。だからこそ、いくつかの居場所を用意しておくことが親子の心の距離を調節する助けになります。







