現行リーフの中古車を新車時価格と比べてみた

 試しに中古車サイトを見てみたら、日産ディーラーで現行型リーフの中古車が1台だけ販売されていました。グレードは上級グレードのB7 Gで、価格は車両本体価格508.9万円、支払総額が520.9万円。走行距離はまだ約600kmという中古車です。

 この中古車の装備等を見ながら、日産の見積もりシミュレーションを使って、新車時価格を算出してみました。

グレード:B7 G:599万9400円
ボディカラー/ルミナスターコイズ/スーパーブラック 2トーン:特別塗装色7万7000円
プロパイロット2.0(セットオプション):40万9200円
ラゲッジパック(ディーラーオプション):6万5780円
 →合計(新車時価格):655万1380円

 リーフの購入時には、国からの補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)が129万円受け取れます。補助金分を引いた金額は526万1380円。この中古車はそれよりも安い車両本体価格が設定されていることがわかります。住んでいるエリアによっては自治体からの補助金が受け取れるケースがあります。その金額によっては新車のほうがお得に買えるケースも出てくるので、EV購入検討時は各自治体の補助金を調べたうえで新車にするか中古車にするかを決めることをおすすめします。

現在、中古車市場には2代目の日産リーフが出ている(広報写真)現在、中古車市場には2代目の日産リーフが出ている(広報写真)

補助金には「保有義務」があることを忘れずに

 一つ覚えておきたいのは、補助金を受け取ってEVを購入した場合、一定期間(原則4年間)の保有が条件となっているという点です。これより前に手放す場合は財産処分の申請を行った上で、残存期間分の補助金を20日以内に返納しなければなりません。これまで短いサイクルでクルマを買い替えてきて、その方針が新しく買うEVでも変わらないのであれば、補助金を受けずに購入する(補助金の返納義務がない)中古車のほうが気楽かもしれないですね。

 ちなみに先代リーフの中古車は約1300台流通。価格帯は総額70万〜500万円と、かなりお買い得になっています。新車購入時に補助金を受け取れるため現行型の中古車相場が大きく下がり、それに連動して先代の中古車相場も下がっている、というのが大きな理由です。

 ある程度年式の経った中古車だとバッテリー性能を気にする人も多いと思いますが、先代リーフには8年または16万kmのバッテリー保証があります。中古車で購入した場合も、購入後に日産の販売店で必要な点検整備(有償)を受け、保証の対象となる基準を満たしていることが確認できれば、保証の継承手続きを受けることができます。注意しないといけないのは、保証継承には「保証書」と「メンテナンスノート」が必要になること。中古車でリーフを買う際は、必ずこの2つが備わっていることを確認しましょう。