図4-6をみてほしい。ライブ入場者数は、コロナ禍で一時的な落ち込みはあったが、右肩上がりで増加している。2024年のライブ入場者数は、2000年の3.6倍だ。
同書より転載 拡大画像表示
ライブなどのリアルな体験や、人的コミュニケーションを基盤としたビジネスは、AIに置き換えられることはない。
「人工」はどれだけ進化したとしても、あくまで「人工」だ。「人間」にはならない。AIは、喜びの涙も悲しみの涙も流さない。努力の汗も緊張の汗もかかない。おいしいご飯を味わうこともない。そして、人を本気で愛することもできない。むしろAI時代だからこそ、反作用の力によって、ハイタッチなコミュニケーションの価値はさらに高まっていくだろう。
密な交流ができれば
規模の小ささは強みに変わる
図4-7は、消費者が重視する買い物情報源を聞いたものである。
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重視度の第1位は、「知人、友人、家族などからの口コミ」、第2位は「店員、販売員から聞く情報」である。ネット社会の今日においても、リアルな対面情報の重視度が高いことは明らかだろう。
人的コミュニケーションにおいてスモールビジネスは、規模の小ささを強みに変えることができるはずだ。規模が小さく、相対的に顧客数が少なければ、個々の顧客とのコミュニケーションを密にすることができる。
『小さな会社を強くするマーケティング思考』(岩崎邦彦、日経BP 日本経済新聞出版)







