もちろん「必ず100%予防できます」とは言いきれませんが、何もしないよりは確実に効果はあります。
そこで、私自身の介護現場での経験や、周りのスタッフのアイデアを集結し、「介護未満」の親を支えるヒントをまとめました。
ぜひ親が幸せに自宅で過ごせるように、介護のプロならではテクニックや、要介護状態を予防するためのコツを活用してください。
テレビ、エアコンの操作を快適にする100均アイテム
よくあるのです。訪問ヘルパー先の玄関で「こんにちは!」とドアを開いた瞬間、開口一番、「テレビの画面が変なの!」「エアコンの設定温度が元に戻らない」「明かりが消えてつかなくなった!」などなど。
その原因は、リモコンの押し間違い。たとえば、地デジを見たいのにBSのボタンを押してしまい、「テレビが壊れた!」。たかがテレビと思うかもしれませんが、家で過ごす時間の多い高齢者の娯楽の中心はテレビ。見たいときに見たい番組が映らないのは、大きなストレスです。
また、テレビ以外でもたとえばエアコン。操作不能になると、夏場など熱中症の脅威にさらされかねません。リモコンの誤操作、ただそれだけのことですが、高齢者には一大事。事前に予防策を講じたいものですね。
そこで、常に使うボタン以外は、テープを貼ってふさいでしまいましょう。テレビのリモコンなら、「電源ボタン」と「地デジの1~12」のボタンを残して、いつも見ないBSや使用しない録画のボタンはテープで隠します。
テープを貼るときには、リモコン本体とは違う色のものを選んでください。白が多いエアコンのリモコンに白のテープを貼ってしまうと、テープの存在感が薄れ、かえって手が滑って押してしまうかも。違う色ならば目立つため、注意力が働きやすくなります。
なお、ガムテープはベタベタしますし、一般的に茶色と色も決まっているので避けたほうが無難。カラフルでべたつかない、マスキングテープがおすすめです。100円ショップでもよく売られているので、入手は容易ですよ。







