そのほか、洗浄機能付きトイレも、使わないボタンにはテープを。押し間違って、 あちこちに水が飛ぶ不測の事態に備えましょう。
家電は「壊れる前」に買う
新発売の家電に敏感に反応し、どんどん新しいものに買い替えをしていくなんて高齢者は、ほとんどお見かけしません。それどころか10年はおろか、20年近く経過した家電も珍しくなく、「まだ使えるから」と平気なご様子。
思わず、「壊れてから買うのは大変です。今のうちに、買い替えなさったほうがいいかも」と声をかけたくなりますが、ご本人は買い替えに乗り気ではなさそう……。
高齢者が家電の買い替えに慎重な理由のひとつは、新しい家電を今まで同様、使いこなせるかが不安なこと。毎年進化を続ける家電を見ていると、その気持ちにはとても共感できますよね。
そこで、買い替えの際には、同じメーカーの同じシリーズの家電購入をお勧めします。なぜならば、リモコンのボタンの位置が同じなど、操作性がこれまでと変わらず、とまどいを最小限におさえられるからです。
高齢者には、最新モデルを選ぶことがベストな選択ではないのです。できることが多すぎる多機能家電は、リモコンのボタンもたくさんあって、逆に「どこを押していいかわからない」「間違って押してしまった!」と、困りごとが増える危険性も。実際に使うボタンは限られていて、そこを押したいだけなのに、「買い替えたらかえって不便になった」とぼやくことになりかねませんね。
老齢となった親の生活に最適なのは、便利さよりも使いやすさ。最先端より、慣れ親しんだ旧式なのです。
そう考えると、あえてシンプルなボタンのみが搭載された汎用リモコンを利用する、という手もあります。汎用リモコンを使う場合には、ぜひ設定を手伝ってあげてください。万一、親から「操作がうまくいかない!」などSOSコールがあっても、実際のリモコンに触れた経験があれば、的確なアドバイスがしやすいのも利点です。







