いつも理不尽で、振り回されてイライラする人が職場にいる。歩み寄ろうと頑張ってみたけど、空回りしている……。そんなメゲそうな状況でも、いつもご機嫌で落ち着いている人は、どうやってメンタルを保っているのでしょう?「体」「時間」「環境」「思考」「心」「人間関係」をととのえるための具体的な習慣術を書いた『ととのえる。―超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術―』(ダイヤモンド社刊)から、抜粋・編集して、紹介します

人間関係で消耗している人の心が一瞬で軽くなる「魔法の言葉」ベスト1Photo: Adobe Stock

自分の人生への「影響度」を見極める

 前回、理不尽な相手は「ラスボス」だと思って面白がったり、あるいは逆に懐に飛び込んだりしてみるという対処方法をお伝えしました。とはいえ、人間関係を「ととのえる」上で、最後に一つ大切な考え方があります。

 それは「この人は、自分の人生において本当に重要な人か?」という視点です。

 家族や親友、信頼できる仲間といった「大切な円」の中にいる人たちの言葉には、真摯に耳を傾け、エネルギーを注ぐべきです。が、職場でたまたま出会っただけの理不尽な相手は、あなたの人生という物語において、そこまで影響力の大きい登場人物でしょうか。

「この人に振り回されてイライラしたまま今日を終えるのは、自分の人生に対して失礼だ」。 
 そう思えると、相手の理不尽に対して一喜一憂するのが馬鹿らしくなります。

 喜びは共有すべきですが、他人の負の感情に振り回され、自分の心の余白をなくす必要はありません

 理不尽な相手に心を奪われ、自分を見失ってしまうのが一番もったいない

 心に「遊び」や「余白」を持ち、どんな相手も面白がれる余裕があれば、人間関係の悩みは驚くほど軽くなります。

※本記事は、川田直樹著『ととのえる。―超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術―』(ダイヤモンド社刊)から、抜粋・編集したものです。