「年子批判」への反論
著名人たちも過激化
実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏は、いつもの「おいら」節で「おいら、昭和世代だけど、一歳違いの兄弟は当たり前にいっぱい居た」と非難。西村氏が引用しているポストには、大谷翔平夫妻と思われる家族に対して、顔を真っ赤にして何か言っている女性の姿が描かれている。
起業家などたくさんの肩書を持つ田端信太郎氏も「大谷に『奥様の子宮を休ませろ!』ってwwwwwもはや、女性の人権を守るために出産自体を禁止したほうがいいよな!?」と投稿した。田端氏が引用しているポストには「大谷翔平に『子宮を休ませろ』だのなんだの言ってるBBAども」といった文章が書かれていた。
「年子批判」への不快感を示したのは男性だけではない。タレントの蒼井そら氏は「なんで年子出産が叩かれてんだよ」、グラビアアイドルの茜さや氏も「うちも年子だけど、(略)大人と大人が話し合って決める事なのに…。女性側にはなんの決定権も無く、男性側から無理に…て考えがまず怖すぎる」、産婦人科医の宋美玄氏は「人の出産に『賛否』ってどういうこと?おめでとう以外に何があるの?他人にダメ出しばっかりしている人は自分が満たされていないだけ」などと投稿した。
今となっては「年子批判」よりもこれに対する著名人らの反論からのほうが多く拡散されているため、もともとの年子批判投稿を探すのがやや難しい状況ではある。だが、さかのぼると「自分の妊娠出産を経たことで、産後1年以内に妊娠させる男に引いてしまう」と産後すぐの妊娠を懸念する声や、年子批判する人たちの投稿の意図について「産みもしない男性が、何人欲しいとか時期について好き勝手言うな、ということ」(いずれも要約)と説明する投稿があった。
大谷選手が花巻東高校時代に詳細な人生設計シートを作成していたことは有名で、このシートでは「28歳男の子誕生」「31歳女の子誕生」「33歳次男誕生」と記されているという(6月26日 日刊スポーツ)。実際には30歳で女児、31歳で男児が誕生している。
反論が優勢だが
上がった声も理解できる
個人の事情に横から口を出すのは要らぬお節介であるし、ときには有害にすらなる。また、最初に書いたように、経済面から体力面、果ては人の縁まですべてに恵まれているであろう大谷夫妻のニュースから年子の負担を論ずるのはお門違いにも思える。
ただ、「年子批判」をする人々と、その反論がやや噛み合っていないようにも見えた。







