「減塩=我慢」だと思っていませんか? 大好きなラーメンや和食を諦める必要はありません。脳の専門医が、おいしさを犠牲にせずに塩分と上手につき合う「我慢しない減塩テクニック」を大公開します。ちょっとした工夫で一生ボケない健やかな脳を育てる、目からウロコの実践術です!

ラーメンも和食も諦めなくていい! ​脳の専門医が教える「我慢しない」減塩テクニックPhoto: Adobe Stock

ラーメンも和食も諦めなくていい!
脳専門医が教える「我慢しない」減塩テクニック

健康のために「減塩」を意識している人は多いでしょう。しかし、塩分の多いラーメンや和食が大好物という方にとって、塩を控えることは「美味しい食事を我慢する」というストレスになりがちです。

実は、脳の健康を保ちながらも、食事の満足度を下げることなく塩分と上手につき合う方法があります。

「かける」のではなく「つける」という意識改革

日々の調味料の使い方を少し変えるだけで、摂取する塩分量は大きく変わります。

「では、大好きな和食やラーメンを諦めろと?」
いえいえ、早計です。減塩は「我慢」ではなく「工夫」です。これまでの常識を少し変えるだけで、おいしさを犠牲にせずに塩分と上手につき合う道が見えてきます。


❶「かける」から「つける」へ
まずは、調味料とのつき合い方から見源しましょう。醤油や味噌、ソースを「減塩タイプ」に変えるのは賢い選択です。さらに重要なのが、使い方。「ドバッとかける」習慣を、「小皿にとってチョンとつける」習慣へ。この小さな意識改革が、摂取量を劇的に減らします。

――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より

冷奴やお刺身などを食べる際、上から直接醤油をかけると必要以上に塩分を摂ってしまいます。小皿に出して少しだけ「つける」習慣に変えるだけで、舌に直接塩味が触れるため、少量でもしっかりと味を感じることができるのです。

ラーメンのスープを残すのは「現代人のインテリジェンス」

さらに、多くの人が悩むのが「麺類のスープ」です。

❷麺類のスープは「飲み干さない勇気」
ラーメンやうどんの塩分の多くは、麺ではなくスープに溶け込んでいます。あの悪魔的なおいしさをグッとこらえ、「スープは残す」。これこそが、おいしさと健康を両立させる現代人のインテリジェンスです。

――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より

外食のラーメン1杯には、1日の塩分摂取目安量を軽く超える塩分が含まれていることも珍しくありません。「美味しいから」と飲み干すのではなく、あえて残す決断こそが、将来の健康を守る防波堤となります。

塩味以外の「五味」を活用して味覚をリセット

最後に、味覚そのものの発想を転換するアプローチです。

❸「塩味」以外の五味を呼び覚ます
塩味が減ると物足りない? そこで発想の転換です。塩味に頼り切っていた味覚をリセットして、ほかの味覚を研ぎ澄ませましょう。

――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より

塩味を減らした分、出汁の「旨味」や、レモンや酢の「酸味」、スパイスやハーブの「辛味・香り」をアクセントとして加えるのがコツです。これにより、新しい刺激に喜びを感じ、減塩食でも深い満足感を得られるようになります。

今日から「我慢しない減塩」を始め、一生ボケない健やかな脳を育てていきましょう。

※本稿は『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。