誰にでも愛想がいいのに深いつながりがない人と、不器用でも安定した関係を築ける人。この違いは一体どこにあるのでしょうか? 実は「友達を作る才能」と「関係を維持する才能」は全くの別物。無理に社交的になる必要はありません。一生モノの絆を育むために欠かせない“ある条件”について、心がスッと軽くなるヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。

【精神科医が教える】安定した人間関係を築く方法・ベスト1Photo: Adobe Stock

「友達を作る才能」と「関係を安定させる才能」は違う

今日は、安定した人間関係を築く方法についてお話ししたいと思います。

人間関係を安定させる才能と、新しい友達を作ったり、フレンドリーに接したりする才能は、全く異なるものです。フレンドリーで人当たりが良いのになぜか深くつながっている人が少ない人もいれば、決して社交的とは言えなくても安定した関係を築ける人もいます。

もちろん両方できる人もいますが、今回は「安定した人間関係を築く」という点に焦点を当てていきます。社交的であることは素晴らしいですが、そうでない人が無理をしてまで社交的になろうとする必要はありません。それよりも、安定した人間関係を築く能力の方が重要だと考えています。

人間関係は「サブスクリプション」と同じ

新しく友達を作る、あるいは社交的に振る舞うというのは、例えるなら自分の「友達リスト」に新しい人をどんどん追加していく能力です。

しかし、友達はずっとそこに留まってくれるわけではなく、リストの中から少しずつ離れていくこともあります。これはサブスクリプションのサービスを想像していただくと分かりやすいかもしれません。新しく加入する人がいくら多くても、同時に離れていく人が多ければ、結果的にプラスにはなりませんよね。

つまり、相手が離れていかないようにする「関係を維持する技能」こそが、安定した人間関係を作る鍵なのです。