「もっと頑張れば幸せになれる」と考えて、自分を追い込み続けてはいないだろうか。向上心を持つことは大切だが、それが行き過ぎると、焦りや不安から抜け出せなくなることもある。一方で、本当に幸せな人には、物事との向き合い方にある共通点がある。では、その違いはどこにあるのだろうか。話題の書籍『人生は気づかぬうちにすぎるから。』より、その違いを探る。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「ちょうどいい」頑張りをしている
「もっと頑張らなければ」「まだ足りない」
そんなふうに、自分を追い立て続けている人は少なくない。
もちろん、向上心を持つことは大切だ。
しかし、何でも完璧にやろうとすると、終わりのない焦りや不安を抱えることになる。
一方で、本当に幸せな人は、「自分にできることには限りがある」と受け入れている。
だからこそ、今できることには全力を尽くし、できないことや自分ではどうにもならないことは手放すことが大切だ。
その「ちょうどいい頑張り方」が、心の余裕を生み、毎日を穏やかに過ごせる理由なのである。
できることはやり、残りは手放す
では、どうすれば完璧主義から抜け出せるのだろうか。そのヒントが、次の考え方である。
長い目で見れば、完璧主義の考えを持っていると、やり残したことがあると不安を感じるようになり、その不安がさらに不安を助長するようになっていく。もちろん、だからといって責任を完全に放棄すべきではない。何もしなければしないで無力感に打ちひしがれることになる。最善策は、できることはやり、残りは手放すことだ。あなたには、今、ここでできることがある。すべてを完璧にはこなせないが、何かはできる。できることをして、胸を張ろう。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より私たちは、「もっと頑張れば、もっと幸せになれる」と思いがちだ。
しかし、本当の幸せは、すべてを完璧にこなすことではない。
自分にできることを精一杯やったら、それでよしとする。できないことや、自分では変えられないことは手放す。
そんなふうに、自分を必要以上に追い込まない人ほど、心に余裕が生まれ、穏やかな毎日を送ることができる。
本当に幸せな人とは、完璧を目指す人ではなく、「今できること」を大切にできる人なのである。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)






