Photo: 医薬経済社
*本記事は医薬経済ONLINEからの転載です。
ウォルト・ディズニーの短編アニメ映画『シリー・シンフォニー』で世界的に知られる『三匹の子ぶた』のお伽噺はご存知だろう。1匹目の子豚は藁の家を、2匹目の子豚は木の家を、3匹目の子豚はレンガの家を建て、狼という共通リスクに対する各々のサバイバビリティーを比較した教訓である。
巷間広く伝わるこの寓話を、今回持ち出したのはほかでもない。奇しくも第一三共、アステラス製薬、エーザイという内資のレガシーファーマ3社がこの度、中期経営計画をそれぞれ発表し、三社三様の方向性を打ち出したためだ。エーザイのみ29年3月期までの3ヵ年、残る2社は31年3月期までの5ヵ年とプランのタームは異なるものの、揃って自信に溢れた意欲的な姿勢を打ち出している。
とはいえ、細かく見ていくと、3社とも成長ドライバーについては明確な半面、足元の達成具合や戦略製品への集中に関わるバラツキなどから、計画の「完遂確度」には濃淡を感じざるを得ないのもまた事実だ。







