人生目標に生じたズレは
定期的に修正していく
私は年末年始と誕生日、会社の決算期(年4回)に振り返りをしています。自分で計画した人生目標を眺めながら「これはできた・できなかった」と評価を行い、できなかったことについては「あきらめるのか・軌道修正して継続するのか」を検討します。
このとき、健康や趣味など、仕事以外のプライベートについてもきちんと計画することです。
私は一時期、経営者数人で勉強会を行っていました。月に一度集まっては「過去1カ月に何をやったか」「次の1カ月に何をやるか」を発表し合っていたのです。
そのときは、仕事にとどまらず、家族のこと、プライベートのことなどもバランスよく発表するようにしていたのですが、私をのぞくほぼ全員が、仕事については饒舌に語るのに、家族やプライベートについてはほとんど語ることがありませんでした。
仕事に邁進していると、家族やプライベートが後回しになりがちです。けれども、仕事だけの人生では将来的に後悔することになりかねません。
大事なのはバランスです。仕事に限らず、家族や趣味、健康など仕事以外のことにも、仕事と同じように真剣に、計画的に取り組んでほしいと思います。
「キャリアチェンジ」に
臆病になってしまう理由
20代も後半になると、転職や独立・起業などのキャリアチェンジを考えるようになり、悩みを抱えることがあるかもしれません。
人は持っているものが多ければ多いほど臆病になります。
私は30代で会社から独立しましたが、決断するまでには大変悩みました。
「苦労して入った会社を辞めるのはもったいないのではないだろうか」「今の給料や肩書き、福利厚生を捨てて後悔しないだろうか」「大学まで行かせてくれた親の期待を裏切ることになるのではないだろうか」
そんなふうに考え、なかなか決断できずにいました。「いっそ何も持っていない無敵の人なら簡単に起業できたのに」とさえ思いました。
しかも、そのときの私は、すでに週末起業を実践しており、本業と同じくらいの副収入を得ていました。つまり、会社を辞めても路頭に迷う心配がない状況にあったわけです。







