幌の開閉で、90kg重くなった

 幌の開閉にかかる時間はともに12秒。スイッチひとつの全自動で、最後のロック作業も必要ありません。60km/hまでなら走行中に開閉できるのも魅力です。

 ただ、オープンボディは重量が増えてしまうのが玉に瑕。ノーマルと比べてDIN基準で実に90kgも重くなっています。

 布製の幌なのに、ノーマルよりも重くなるの?と訝しく思われた方もおられましょう。

 屋根が無い分、どうしてもボディ剛性が落ちてしまいます。それを補うためにボディ、フロア、サイドシルなどを補強する必要が出てきます。更にはモーターなどの幌の開閉機構も必要になる。アレコレ足して90kg。

 軽量モデルのカレTを重くしてどうすんの?という話なのですが、まあそこはそれ。大事なのは雰囲気です。

コックピットはこんな感じ。この開放感よ! Photo by F.Y.コックピットはこんな感じ。この開放感よ! Photo by F.Y.

マニアックスでPPF施工へ

 ポルシェスタジオ日本橋(ポルシェ“センター”ではなく、“スタジオ”であるところがミソです)でクルマを受け取ると、その足でフェル号の主治医、マニアックスへ向かいました。プロテクションフィルムを施工するためです。

PPF(ペイントプロテクションフィルム)を施工するために、都築のマニアックスへ Photo by F.Y.PPF(ペイントプロテクションフィルム)を施工するために、都築のマニアックスへ Photo by F.Y.

 マニアックスは本来ゴルフとアウディを専門とするプロショップなのですが、非常に面倒見が良いので、フェル号はすべてこのお店で見てもらっています。新規事業としてPPFの施工を始めたので、早速駆け付けた、という訳です。

 ポルシェスタジオで3重のコーティングは施工してあるのですが、飛び石による傷は防ぎようがありません。飛ばすクルマはフロント部分に傷が付きやすいのです。転ばぬ先の杖、というところでしょうか。

 PPFを張り終えたら、速やかに宮崎に乗っていこうと思います。海岸線を飛ばすのが今から楽しみです。

(フェルディナント・ヤマグチ)

>>前編を読む:新型「日産リーフ」で東京~宮崎1320kmが恐怖の一夜に…航続距離より怖かった「意外な敵」とは【超・長距離試乗記】