「もう飛行機じゃなくてもいいかも…」韓国~日本フェリーに乗ったら、「雑魚寝」の時代が終わっていた【写真多数】韓国~日本フェリー「ニューかめりあ」(公式HPより)

気になる旅を深掘りするシリーズで今回、取り上げるのは「韓国フェリー旅」だ。かつては汚い・狭い・ぎゅうぎゅう詰めで雑魚寝のイメージもあった。それが今や、ホテルのように個室が標準となり快適性が格段に上がっている。移動と宿泊を兼ねれば節約にもつながる。乗船記で、飛行機の旅とは違う楽しみを解説しよう。(ライター 前林広樹)

ソウルは飽きた人にもおすすめ
韓国・釜山フェリー旅

 飛行機は燃油サーチャージが上がって高い…...でも、どこか遠くへ行きたい…...そんな人におすすめしたいのが「船旅」だ。船旅といっても何十万~何百万円もする豪華客船ではなく、かといって狭いスペースに雑魚寝するようなフェリーでもない。

 実は、今どきのフェリーは昔の汚い・狭いイメージを払拭し、個室が多く、レストランや大浴場も付いている。何より、移動と宿泊を兼ねているので、タイパ・コスパがいい。老若男女問わず快適な旅の選択肢になる。国内移動のみならず、海外も行ける。

 そこで今回は、日本から韓国へ行ける国際フェリーを紹介したい。現在、大阪~釜山のサンスターライン(船名「パンスタークルーズ」)、福岡・博多~釜山のカメリアライン(船名「ニューかめりあ」)、山口・下関~釜山の関釜フェリー(日本船名「はまゆう」韓国船名「星希ソンヒ」)がある。

 筆者はまず東京からLCC(格安航空)で釜山へ飛び、観光やグルメを楽しんだ後、釜山から福岡に向かうニューかめりあで帰国したので、写真を交えて詳しい乗船記をお伝えしよう(2026年3月乗船)。

 同航路は福岡→釜山が約6時間(日中)、釜山→福岡が約9時間30分(夜出発・翌朝到着)と、飛行機に比べると時間はかかる。しかし、フェリーは自席に縛られることなく自由にゆったり過ごせること、夜出発・朝到着なら宿泊も兼ねるのが、飛行機にはない大きなメリットだ。なお、この航路は以前、JR九州系の高速船があったが、現在は運航していない。