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われわれは幸運にも、歴史における信じ難いほど素晴らしい瞬間に生きている。今後数年のうちに、人々は人間の能力を超えるスーパーインテリジェンス(超知能)を活用して、並外れた新たなものを創造、発見し、新たなビジネスを構築し、自らの考えを表現し、新たな概念を学び、生活や健康、人間関係、キャリアを向上させることができるようになるだろう。
われわれの時代を決定付ける問いは、超知能が存在するようになるかどうかではなく、誰がそれにアクセスできるようになるかだ。超知能は一極に集中し、少数の機関だけのものになるのか、それとも全ての人に力を与えるツールになるのか。
私が提唱するのは、繁栄の源泉としての個人のエンパワーメント、超知能の主要な目的としての発明、安全の基盤としての権力のバランスに基づく理念だ。
人工知能(AI)を開発している多くの人々の言説が、破滅的な内容に満ちているのは驚くべきことだ。AIが大半の職や人類の存在意義の多くを奪うと信じている人が、なぜそのような未来を急いで構築しようとするのか、私には理解できない。AIは非常に危険であるため、唯一の安全な道は権力の極端な集中だという発想は、危険に思われる。歴史的に見れば、絶対的な権力は十分に啓蒙されれば人類に恩恵をもたらすという期待が、安全で良好な結果を生んだ例はない。
人類は数多くの変革的な進歩を目の当たりにしてきた。そのたびに、人々が置き去りにされるのではないかという不安がつきまとう。しかし、そのたびに人類は、より多くの人々がより大きな繁栄、健康、自由を享受する形で乗り越えてきた。これはAIにも当てはまり、未来の豊かさは誰もが分かち合えるとわれわれは確信している。また、自由や開かれた探求、自由企業体制、機会均等という、われわれをここまで導いてきた価値観が、前向きな未来を構築するための価値観でもあると考えている。







