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せっかくの休日なのに心が休まらず、「もっと有意義に過ごせばよかった」と連休明けに後悔した経験はないだろうか? じつは多くの人が無意識にやっている「ある行動」こそが、休日の満足度を下げる原因だった。17万人の分析データが明かす、休み明けの後悔をゼロにして圧倒的な成果を出す人の習慣とは?(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
※本稿は、越川慎司著『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』の一部を引用した記事です。
休みが明けてから「こうしておけばよかった」と後悔すること
「せっかくの休日なのに、なんだか心から休めなかった……」
休み明けの朝、どっと重い疲労感とともに、こんな後悔を抱いた経験はないだろうか。
その要因の1つとして考えられるのが、「仕事の連絡」だ。
家族でどこかに出かけたり1人で過ごしたりしていても、スマホの通知がくるたびに「仕事の連絡かも」と心拍数が上がる。結局メールを開いて返信し、頭が仕事モードに引き戻されてしまう。
ビジネスパーソン17万人のデータによると、休日の仕事連絡にモヤモヤを感じている一般社員は89%にものぼる。
スマホの通知に振り回され、「頭を完全にオフにできないまま過ごしてしまった」こと。
これこそが、休み明けに生まれがちな最大の後悔だ。
では、休み明けに一切の後悔を残さず、圧倒的な成果を出し続けるビジネスパーソンは、休日にどんな工夫をしているのだろうか?
一流は「スマホの通知」をオフにし、家族とルールを共有する
「休日も迅速に返信するのが真面目で評価される社員だ」と思い込んでいる人ほど、スマホの通知に縛られ、プライベートの時間を犠牲にしてしまう。
しかし、会社から期待されている優秀な人たちの行動は真逆であった。
彼らは「通知のノイズ」を遮断することで、休み明けの後悔をゼロにしていたのだ。
期待されている人たちの65%が、休日にスマホの通知設定をオフにした経験があることがわかりました。
さらに興味深いのは、この「通知オフ」のルールを家族と共有している人が14%いて、していない人に比べて休日の満足度が28%も高かったのです。
(越川慎司著『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より)
彼らは「緊急時の連絡手段(電話)」だけを残し、メールやチャットの通知をバッサリ切る。
さらに休み前の段階で「電話以外の返信は休み明けになります」とチームに宣言しておくのだ。
明確に線引きをして周りに共有することで、罪悪感を抱くことなく心からオフの時間を満喫していたのである。
家庭内の「仕事どう?」の一言が、休日を台無しにする
もうひとつ、一流のビジネスパーソンが徹底していた意外な習慣がある。
それが家庭内での「仕事のことは聞かないでルール」だ。
・週末は「今週の仕事どうだった?」とお互いに聞かない
・あえて週末は触れず、月曜の夜にまとめて共有する時間をつくる
休日中に仕事の話題を出されると、一瞬で頭が「職場モード」に引き戻され、悩みや愚痴が溢れ出して休日の満足度が下がってしまう。
だからこそ、家庭内でも意図的に仕事の話題を遮断し、脳を完全にリフレッシュさせていたのだ。
今日からできる、休み明けの後悔をゼロにする工夫
休み明けに「こうしておけばよかった」と後悔しないためにやるべきことは、仕事の連絡を1秒でも早く返すことではない。
「今週末はスマホの通知をオフにし、緊急連絡以外は月曜に対応すると宣言してみる」
たったこれだけで、休日中の脳のノイズは激減する。
休みと仕事の境界線をしっかりと引き、自分の時間とメンタルを守れる人こそが、休み明けに最高のパフォーマンスを発揮して職場で圧倒的な成果を出し続けられるのだ。
株式会社クロスリバー 代表取締役社長
日系通信会社や外資ベンチャーなどを経て2005年にマイクロソフト米国本社へ入社。その後、日本マイクロソフトの役員としてExcelやPowerPointなどの事業責任者を務める。2017年には週休3日・複業を実践する会社、株式会社クロスリバーを設立し、800社以上の働き方改革を支援。年300回以上提供する企業向けオンライン講座の受講者満足度は平均96%、行動に移す受講者は95%以上。著書は『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(クロスメディア・パブリッシング)や、『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など33冊、累計130万部。NHK、TBS、テレビ東京、PIVOT、NewsPicksやReHacQなどメディア出演多数。




